昨日(2022年10月22日(土))、茅ヶ崎サザン芸術花火を観てきました。
大好きなサザンの曲と花火、そりゃぁ大いに期待していたけれど、こんなにも胸に響き沁みるとは。秋の花火に想像していた以上に魂ゆさぶられた夜でした。
「希望の轍」と共に1つ目の花火が上がった途端、涙腺崩壊。
(なになに!? 今日私は何しに来た!?)

暗闇の大きな空に孤独に向かっていく球体。どこまで行けるのか、ちゃんと開けるのか、花模様を描く目的を達成できるのか。
観てる方は当たり前に花開くと思っているけれど、本当はそんなことなくて、そのひとつひとつに花火の運命があるわけで。
「どう開くかわからんけど、とにかくおいらは上がっていくヨ!」
そんな風に言ってるように見えてきて、まずは果敢に上がる勇気に拍手。
1時間の間になんとたくさんの多様な花火が上がったことか。高く上がるもの、低いところで開くもの、小さい花もあれば大きい花もあって、色も違えばカタチも違う。けっしてみんな同じじゃない。

そんな花火を観ていると、日頃出逢う、不妊で悩み苦しむ人たちのことが思い浮かばれて。
不妊で悩む人は、「子どもが持てない自分は不幸」「子どもを育ててこそひとりの大人として認められる」「不妊治療しても子どもができなかった自分はなんて惨め」「自分には価値がない」・・・etc. そんな風に自分を責め、自分を追い詰める傾向があります。
自分の人生を真摯に見つめ、必死に向き合い命を願う姿は、他者から後ろ指をさされるようなことではけっしてない尊いもの。いつも、それを自覚して、どうか自分を追いつめないでって思うのだけれど、この夜は特別そんな想いに駆られました。
どんな色でも、どんな形でも、自分が自分のことを「大輪の花」と思うことができるようになればいいのにな。

こんな心境も、サザンの曲と花火の共鳴が、想像していたよりずっと大きかったから。そしてなにより一緒に観たのが中学・高校の時の同級生たちだったから。初めてサザンのコンサートに行ったのが今から40年前(年齢バレる^^;)。サザンも年齢を重ねてきたし、曲を聴きながらそれをみんなで一緒に振り返れたこと、花火の地鳴りのような音と共に、胸の奥に響きました。
いろんな経験をして、苦労や寂しさを乗り越えて、今ある試練からも目をそらさない友人たちの背中からおしえてもらうことはいっぱい。
きっとこれからもいろいろある。でもまだまだ空に向かい続けようね。最後はどんなカタチでも、自分にとっての「大輪の花」を咲かせられるように。
どうせ生まれたからにゃ
いのちの限り旅を続けよう
時を駆けるよ time goes round
変わりゆく my hometown
川の流れのように
ビルの街にも rising sun
勝利の final countdown
自分を追い越して
それ行け get the chance!
(from 「東京VICTORY」by Southern All Stars)
最後に。
それには健康ダ!
昨日はタクシーもバスもなく、茅ヶ崎駅 ~ 海岸 ~ 夕食のお店「えぼし」~ 茅ヶ崎駅まで速足の14,712歩(汗だく)。普段だったら絶対にタクシーに乗るところ、サザンのおかげでトレーニングまでできちゃった良き日でした。

アレンジしてくれた友に感謝。
みんなありがとう♡
オフィス永森
一般社団法人MoLive(モリーブ)
代表
永森咲希
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