今年、2019年の春、東京都福祉保健局少子社会対策部よりご連絡をいただきました。
都民からの提案事業として、子供を持つということに対する総合的な普及啓発事業を実施することになったとのことで、その企画審査会の外部委員になっていただけないかというご依頼でした。
この事業は、20歳前後の男女が今後のライフプランを考える上で、子供を持つことに関する正しい知識を得た上で自分の生き方を選択できるよう、妊娠や出産、不妊治療、里親制度などについての情報を様々な媒体を活用して普及啓発するもの、とのこと。
日頃から、こうしたことが正確に若い世代に伝わらないもどかしさを感じていましたので、この大変有難く光栄なお声がけをお受けし、この夏の企画審査会に参加させていただきました。
暑さが厳しくなってきた7月末、いざ都庁へ。
福祉保健局少子社会対策部の方々4名と、久保春海先生(東邦大学医学部名誉教授/NPO法人日本不妊予防協会理事長/渋谷橋レディースクリニック院長)とご一緒させていただきました。
明瞭にメッセージが伝わること、また押しつけがましくなく、耳に自然に入ってくるようなイメージと、教育的指導というより自分と重ね合わせて考えられることで、関心度が高められたらという視点でプレゼンを伺いました。僭越ながら点数をつけさえていただき・・・。
結果、この秋に本企画のWEBサイトとリーフレットが完成しました。
ここでそのご紹介をさせていただきます。
イメージキャラクターは、幅広い世代の認知を得つつ若年層からの指示を得ている、小芝風花さん。なんとも可愛らしい^^
まずはリーフレット。
このリーフレットは、既に関係各所から高評価を得ているようで、11月にはマイナビの就活イベントで配布され、都内の書店でも若者向けの雑誌を購入した人へ配布を行い、
年明けには都内一部調剤薬局で年齢を確認した上で配布する予定になっているそうです。
詳しい情報は、下記のWebサイトで紹介されていますが、この中に小芝風花さん出演の動画
があります。やはり可愛い^^
今年度中は動画の配信を続けていくそうですので、ぜひご覧になってみてください。
この「自分の生き方を選択するために」というサイト、 「妊娠・出産のこと」「不妊治療のこと」「里親のこと」といったそれぞれの項目の情報が大変よく纏まっていてとても見やすく、各カテゴリー毎に問題が視覚化され、意識付けにはとても効果的だと感じています。
若い世代の方々にご覧いただければと思うのと同時に、お子様がいらっしゃる親御さんにもぜひご覧いただき、家庭でフランクに話ができるツールのひとつとして利用していただけたらと思います。
永森咲希
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