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メルクセローノ株式会社様「全国営業職会議」

2017年12月21日、不妊治療薬の輸入販売会社、メルクセローノ株式会社様(以下メルクセローノ)の全国営業職会議において、当事者及び支援者という立場で講演をさせていただきました(講演タイトル:「不妊治療中のより良い日々のために」)


メルクセローノといえば、高品質の不妊治療やがん治療の薬剤を輸入販売している企業。

B to Bでありながら、サイトの「患者さんとそのご家族へ」というページにあるように、B to Cの志を常に目の前に掲げている企業でもあります。


事前に、お声がけくださった背景と主旨についての説明に十分な時間をいただきましたが、高品質の薬剤を扱っておられる皆様方が、医療機関の先にいる患者を強く意識されていることがわかり、有意義な擦り合わせを以って望むことができました。


MR(Medical representative)を中心にマーケティング、学術など、すべての不妊治療領域に携わっている約50名の方々が聴講される中、1時間という枠を頂戴しました。



具体的には、治療をしながらの通院がいかに負担がかかり大変なものか、仕事と治療の両立について、当事者と支援者の両立場から話をして欲しいというご依頼。メルクセローノの製品である排卵誘発剤は在宅自己注射が可能ですが、「“在宅自己注射が可能なこと”が患者さんにとってどれほど重要なものかを知る良き機会としたい」というご希望でした。


対当事者向けの製品なわけですから、患者の現状を知ることは営業をする上でも欠かせないこと。そのお役に立てる機会をいただけたことは大変有難く、“不妊治療中のハードル”や“当事者にとって必要なこと”に焦点を当てながらお話させていただきました。



大変真摯に耳を傾けていただき、質問も多数いただきましたが、私自身が営業の方々の熱意や志を身近で感じることができた貴重な機会でした。



「当事者の思いを知る」ことを会議のプログラムに組み込んでくださった企業姿勢に感謝いたします。


ありがとうございました。

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