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支店長会議で幹部研修をさせていただきました(東京セキスイハイム株式会社様)

去る4月13日(土)(2019年)、東京セキスイハイム株式会社様の支店長会議にお伺いしました。終日を要すシビアなプログラムの中に、総務・人事統括本部主催の幹部研修が含まれ、今回私がその担当をさせていただきました。


テーマは「~社員のリプロの問題~ 仕事と妊活・不妊治療の両立 その現状から考える組織づくり」。幹部研修でこうしたテーマを扱うのは初めてとお伺いしていましたし、住宅メーカーは夜討ち朝駆け、男社会というイメージもあり、皆さん関心をもってお聴きくださるだろうか、目を合わせてくださるだろうか・・・等々、心配を抱えながら会議会場へ向かいました。



とても見晴らしが良く、開放感に溢れていた会場。全員が男性という緊張の状況下、会場を明るくしてくれた晴天のお天気にも大感謝。


いよいよ研修開始となったタイミングで、岡田雅一社長が、なぜこのテーマでの研修とされたのか、その背景や目的を自ら明確にお話しくださいました。冒頭から皆さん“聴く”体制でしっかり耳を傾けてくださったのは、岡田社長による十分な説明のおかげです。



開始早々に、2ケース、2役を演じていただくロールプレイを実施させていただきましたが、支店長全員が真剣にその役になり切ってくださり、会社としてこの問題に真摯に取り組もうとされている皆さんの志が伝わってきました。そして、このテーマに対して、皆さんが大変高い意識を持たれていることがよくわかった時間でもありました。




不妊治療の背景にあるものや現状、職場で起こり得るケース(事例)、当事者心理、組織でできること等々をお話させていただきました。



幹部クラスの支店長の皆さんは、直接部下から相談を受ける機会は少ないかもしれませんが、支店長の部下である営業所長や課長クラスの方々は直接相談を受ける立場。まさに明日にもこうした相談があってもおかしくない状況。組織としてどう対応していくのか、管理職の意識統一も必要であり、時代性のある働き方が問われている今こそ、組織内の部下の方々にこの声を届けていただきたいとお願いしました。


大きく頷いてくださる方々、メモを取ってくださる方々、質問くださる方々、僅かな時間でしたが、私の声がしっかり皆さんに届いたようで、大変有難かったです。


重いテーマではありましたが、笑いのある和やかな時間あり、真剣に考えていただく時間あり、大変めりはりのある研修になりました。



アンケート(無記名)も全員の方々がご記入くださいました。




「このテーマは今後人事マネジメントにおいて重要だと思いますか」という問いに、24名全員が「思う」と回答。そして、今回のテーマに「特に関心はない」「今のマネジメントに必要ない」と回答された方は0。18名の方が「大変興味深かった」6名の方が「興味深かった」と回答くださいました。


・ とても良い話が聞けました。今後に活かしていけそうです。


・ 組織づくりに有意義なテーマでした。


・ 不妊だけでなく、障害や介護の問題等困難なことを負っている人は多いと思う。周囲がどう寄り添っていけるかを、他人事とはせずにたくさん議論すべきだと感じた。


・ 本日はありがとうございました。とても参考になりました。


・ 育休明け時短勤務の影響を受けている、子どものいないフルタイム女性への負担が増えているとも感じています。


・ ありがとうございました。自分を反省します。


・ 素晴らしい研修でした。


・ 知識として大変重要なものだと感じました。聞いたと聞かないでは大違いです。


・ 短いロールプレイでも心理が少し理解できた。



等々、多くの率直な感想をいただきました。ネガティブなご意見や感想もお載せしようと思いましたが、おひとりからもありませんでした。


岡田社長、総務・人事統括部長の藤田様、人事部長の小島様、支店長・経営幹部の皆様、本企画を進めてくださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。貴重なお時間をありがとうございました。


貴社の益々のご発展を祈念しています。



オフィス永森

永森咲希

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