今年の『第64回 日本卵子学会 学術集会』の市民公開講座で登壇させていただいた時の記録です。
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開催日: 2023年5月20日(土)-21日(日)
会 長: 山海 直(医薬基盤・健康・栄養研究所)
会 場: つくば国際会議場
学術集会: 「基礎と臨床の連携」
市民公開講座:「ART(生殖補助医療)って?」
~ 不妊治療の技術・制度を解説 ~
この「市民公開講座(21日)」で登壇させていただきました。
司会は、京野 廣一 先生(京野アートクリニック)と久慈 直昭 先生(東京医科大学)。
● 「不妊治療に関する行政の取り組みについて」
向 亜紀 さま(厚生労働省子ども家庭局母子健康課)
● 「体外受精を画像・数字で読み解いてみよう」
川井 清孝 先生(亀田IVFクリニック幕張)
● 「ARTのこと、もっと知って、もっと教えて」
永森咲希(一般社団法人MoLive(モリーブ))
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日本卵子学会は、基礎研究者、臨床医、胚培養士の会員から構成され、人類や動物の卵子/精子形成、受精、胚発生、着床および遺伝の研究、体外受精などの生殖医療に関するテーマを議論する学会です。
今回の大会長は、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 霊長類医科学研究センターにご勤務の獣医学博士の山海 直先生でしたが、私がお目にかかった方々は、人の不妊治療に従事されているドクター方だけでなく、麻布大学の獣医学部や、農研機構の畜産研究部門の方等、動物の繁殖に関わっている方々もたくさん。
「そうだ、人間も動物。日本の生殖医療は、元来のこうした方々の研究との連携があってのことなのだ」と多くの方々の切磋琢磨とその関りについて、あらためて感じ入りました。
私は研究者でも医療者でもありませんが、不妊体験者、当事者の支援者、また啓発の活動をしている立場でお話しさせていただきました。

私の今回の講演要旨は、以下の通りです。

関係者の皆さま、大変お世話になりありがとうございました。


オフィス永森
一般社団法人MoLive(モリーブ)
代表
永森咲希
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