社会貢献カフェ（JAICO（日本産業カウンセラー協会）東京支部社会貢献推進部主催）にて

永森咲希
2022年6月1日
読了時間: 3分

私自身、”産業カウンセラー”の資格を保持しています。養成講座に通った当時、毎週1回、代々木の会場に約8か月間通学していました。

1クラス13~4人の生徒に担任の先生が3人、朝9時から17時まで、実技を主体にカウンセリングの基本やカウンセラーの姿勢をしっかり叩きこまれました。当時はオンラインではなく、通学制。身だしなみから、当然ですが時間の正確性（カウンセリングを意識して数十分前に到着していることが大前提）や自主性、他者の心の声を聞かせていただくという謙虚さ等々、厳しかった通学環境を鮮明に思い出します（こういうことが後に自分の意識にしっかりと根付いていて･･･感謝）。

当日提出するレポートや宿題も多く、クラスメイト皆自分をさらけ出しながら（時に涙しながら）、「人の心の中を見せていただく」、「心の声を聴かせていただく」とはどういうことなのかを学ぶことができたとても貴重な時間でした。そういう意味で、日本産業カウンセラー協会（一般社団法人日本産業カウンセラー協会）には大変お世話になった感覚が強い私ですが、なんと、そんな学び舎に小さな恩返しができることになりました。

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日本産業カウンセラー協会東京支部社会貢献推進部（社会貢献推進・ADRセンターについて - 一般社団法人日本産業カウンセラー協会東京支部）では、会員向けの「社会貢献カフェ」という企画がありますが、2022年度の第1回目のカフェ（2022年5月20日）にて講師をさせていただきました。

産業カウンセラー協会の社会貢献事業には、「傾聴ボランティアグループの活動」「産業看護・保険グループの活動」「保育・福祉グループの活動」「治療と仕事の両立支援グループの活動」「災害時こころのケアサポートのグループの活動」「社会貢献推進部の活動」と６つの領域がありますが、この6つ目の「社会貢献推進部の活動」の中に、社会貢献につながる新しい分野をタイムリーに取り上げることを目的としているのが「社会貢献カフェ」です。

会員の方々の社会貢献の後押しとなるような参加型の講座で、時間も、週末金曜日の仕事が終わった夜、ほっと一息つきながら、さまざまなテーマに触れるを聴くという企画です。

協会でも扱いがなかった「妊活・不妊治療のこと」について、講座のテーマとさせていただけることに感謝し、講座タイトルは、【仕事と不妊治療の両立の相談あなたならどうする？】としました。